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HiGH&LOW THE WORSTのふーたらのレビュー・感想・評価

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)
3.8
2019年の鑑賞作品の記録として。

ちなみに、2018年5月に観た映画から全然レビューアップ出来ていませんでした。
とりあえず、点数でも付けないことには、ってなことを考えている最中です。

が、しかし、今年(2020年)の目標は、レビューを溜めないってことで行きますので、そこんところヨロシク!(お願いします。)

とは、言いながら、2020年も1週間過ぎて、新しいレビューを書こうと思いましたが、まずは昨年(2019年)の総決算ってことで、2019年を締めくくるべく最後に観た映画のレビューと、2019年のふーたら的ランキングでも書いて、2020年を迎えたいと思っている次第だったりします。

この「HiGH&LOW THE WORST」ですが、2回、劇場で鑑賞しています。

初回鑑賞時点では、HiGH&LOWシリーズは一切観ていない状態でした。
ちょっと、HiGH&LOWシリーズをなめてたかも。
ちなみに、三池監督のクローズゼロシリーズ2本と豊田利晃監督のクローズEXPLODEはどちらも大好きで、鑑賞済みなので、その流れで、ちょっと観てみようって感じでした。

観たら観たで、アクションスゲーって感じで、イケメンたちのスピード感あるアクションに魅せられてしまい、観終わってから、家に帰って最初のドラマ版から一気に観まくりました。

ちなみに、HiGH&LOWシリーズですが、5つのチームが覇権を競い合うって物語なんですが、そのチームってのが、暴走族、キャバ嬢や風俗のスカウト、不良高校(主に定時制)、スラム街の自警団、テキ屋の5つってのが微妙なんですよね。争う意味が分からんっていうか?
さらに、そこにヤクザが絡んできたりするけど、ヤクザ以外はケンカの延長なので、お話し自体は、ぶっちゃけ、かなり微妙だったりします。

しかし、今回の「HiGH&LOW THE WORST」ですが、原則高校生同士のケンカの話し(最後は別)なので、安心して観ていられます。(死なないからね。)
なので、「嗚呼!!花の応援団」や「ガキ帝国」や「ビー・バップ・ハイスクール」等の往年の学園不良もののファンでも十分に安心して楽しめる1本かも知れません。

2回の鑑賞は、
・HiGH&LOW THE MOVIE (3.6)
・HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY (3.8)
・HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION (3.7)
・HiGH&LOW THE WORST (3.8)
を2019年12月31日の大晦日の朝の9時から夜の7時まで、一気鑑賞で楽しみました。(括弧内は点数)
ちなみに、この一気鑑賞会なんですが、この映画館隣接のヤフオクドームで、EXILEファミリーのカウントダウン公演が始まるまでの前座的なイベント上映だったみたいです。
それなら、応援上映とかにしてもらった方が、モアベターだったんですけどね。
いい歳したただの映画好きオッサンの私には、かなりアウェーだったかも。

シリーズ全体では、ツッコミどころ満載のお話しではありますが、俳優さんたちの身体能力の高さやリュック・ベッソン監督の「YAMAKASHI」みたいなパルクールアクションなどで、かなり見応えがあります。

ちなみに、アクション監督はスピンオフの「THE RED RAIN」を除いて、SPシリーズ等の大内貴仁さんです。ちなみに「THE RED RAIN」は、「キングダム」で大ボス左慈役の坂口拓さんだったりします。

さらに、役者陣に関してEXILEファミリー以外も、超個性的な面々が揃っています。
中でも私のイチ推しは、「なつぞら」で毎朝観ていた山田裕貴さん演ずる邪高定時制の番長村山良樹が最高です。
窪塚洋介さんのキングを彷彿(?)させる、ちょっととぼけた感じだけど、ムチャクチャ強い系の番長が仲間やライバルとの争いのなかで、その意味を見出し、成長していくってのも、見所の1つだったりします。

と、言うことで、エンディングでは、クローズシリーズの鈴蘭高校の話題も出てたので、次回作には期待大ってことで、楽しみです。

で、「HiGH&LOW THE WORST」ですが、
2019年に劇場で観た映画の中で18位(243本中)の大健闘です。
ちなみに、この243本の中には、午前十時の映画祭やT-2等のレジェンド映画のリマスターは含めていません。新作(準新作含む)本数です。
邦画だけでみると、2019年は邦画も結構面白いのがあったの中で、この「HiGH&LOW THE WORST」は堂々の3位(63本中)です。
ちなみに、この上が3.9の「新聞記者」と「ガチ星」だったりします。

(2019/10/09 小倉コロナシネマワールド 2D)
(2019/12/31 ユナイテッド・シネマ福岡ももち 2D)

最後に、2019年の総まとめとして、ふーたら的ランキングは、

1位. バジュランギおじさんと、小さな迷子(4.5)
2位. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(エクステンデッド・カット 含む)(4.4)
3位. グリーンブック(4.2)
4位. イエスタデイ(4.0)
4位. クリード 炎の宿敵(4.0)
4位. ワイルド・スピード スーパーコンボ(4.0)
7位. ガチ星(3.9)
7位. シークレット・スーパースター(3.9)
7位. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(3.9)
7位. ビリーブ 未来への大逆転(3.9)
7位. ホテル・ムンバイ(3.9)
7位. ラスト・ムービースター(3.9)
7位. 運び屋(3.9)
7位. 感染家族(3.9)
7位. 新聞記者(3.9)
7位. 芳華-Youth-(3.9)
7位. 僕たちは希望という名の列車に乗った(3.9)
18位. 12か月の未来図(3.8)
18位. HiGH&LOW THE WORST(3.8)
18位. HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ(3.8)
18位. T-34 レジェンド・オブ・ウォー(3.8)
18位. カツベン!(3.8)
18位. ザ・ファブル(3.8)
18位. シャザム!(3.8)
18位. ゾンビランド:ダブルタップ(3.8)
18位. バーニング 劇場版(3.8)
18位. パッドマン 5億人の女性を救った男 (3.8)
18位. ハンターキラー 潜航せよ(3.8)
18位. 第三夫人と髪飾り(3.8)
18位. 僕たちのラストステージ(3.8)

って感じ。

ランキングのベースは、2019年度総劇場鑑賞回数288回(重複、過去作含む)から、午前十時の映画祭やT-2等のレジェンド級の映画のリマスター版は含めずに新作(見逃し準新作含む)から重複を除いた243本です。

で、振り返って見ての感想の第一声は「大人の男のチ○コや女性の陰毛のモロ映像って、とっくに解禁になってたんだね(知らなかった)」ってな1年でした。(特に「ROMA/ローマ」、「サウナのあるところ」、「タロウのバカ」かな?)
タブーがなくなって、自由な映画表現が出来るのは好ましいことです。

2020年の目標としては、劇場で観る本数は120本位でいいかな?って感じで抑えて、その分、にわかシネフィルとしてのリテラシー向上が必要な感じ。
フェリーニとか居眠りせずに観ないととね。それから、ゲーム・オブ・スローンズ観とかないと、最近の映画の小ネタが理解出来ない感じなんでね。

長々と書いちゃいましたが、2020年もよろしくお願いします。
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