何回泣かせるんだってくらい泣きました。
中野量太監督のファンです。
『湯を沸かすほどの熱い愛』『長いお別れ』と本作で、3作連続で好きです。
生き死にに関わる場面における"人との別れ"を描かせたら、いま日本でピカイチじゃないでしょうか。
何がそんなにいいんだろうと思った時に、大事なところを説明しすぎず表情や雰囲気や何か展開で観せてくれるので、その「感情」を観客が見つける形になってるんですね。
人から説明されると押し付けられたと思って反発したくなったりするものです。
言葉で全部詳らかにされるのではなく、自分で発見するのは素直に涙に繋がるなぁと思いました。