このレビューはネタバレを含みます
面白かったけど、思ったよりシリアス。
最初のコメディはテンポよかったけど、シリアスになってからちょっと長かった。
でも終始じーんとして、優しい映画でした。
家族キャストがよかった。吹風ジュンてどうして変わらないの〜すてき
東北で写真返却を始めた彼、すごく素敵。この時期、アートや音楽や芸が、一体何のお腹の足しになるの、それで瓦礫がなくなるの、みんなを守れるの、娯楽って価値あるのって、多くの芸に生きる人たちがアイデンティティを揺さぶられていた記憶がある。でもみんなその中で自分たちで答えを出して、行動して、そのパワーは確実に人々の心を救った。コロナ直後もそうだったね。体が生き延びるのに写真はいらないかもしれないけど、人が生き延びるのに写真はぜったい必要。写真返却の彼みたいに、みんなが歩くメイン街道じゃなくて、わたしは道の端っこのほこりに気づける人、それを丁寧に取れる人になりたいなって思った。科学技術とか画期的な方法でみんなの生活を支えることはできないけど、小さな喜びを感じさせられる人になりたいな。菅田将暉いい役よ〜
こりゃ写真集買わないかんし、赤々舎社長の記事も読まねば(笑)
そして、自分の家族に会いたくなった。
