こそばす

ラストナイト・イン・ソーホーのこそばすのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今年観た映画で「プロミシング・ヤングウーマン」「最後の決闘裁判」と同じテーマ性がある様に感じた。端的に言うと、性暴力とホモソーシャル。
この映画は男性に対してプロミシング・ヤングウーマンよりも、さらに強烈な反撃をする。

たぶんエリーの母も大家と同じで、男に精神を壊された。ただ、大家は自殺ではなくて他殺というエリーの母とは逆の行動になった。そういう意味でも鏡は重要なメタファーになっているんじゃないかな〜。

若い陰キャ同士のカップル。これが、もうたまらなかった。彼氏の「えっ?部屋行っていいの?」ってリアクションが微笑ましい。
アニャ・テイラー・ジョイ、トーマシン・マッケンジーのヒロイン二人も本当にいい!
個人的にはトーマシン・マッケンジーが超絶に可愛いかった😆

ラスト。大家は火災で死んじゃったけど、エリーって周りから見たら相当やばい子のまんまなんじゃ…と心配になった。同級生をハサミで刺そうとするなんて、客観的に見たら相当あぶない人ですよね。

期待と不安。自分が上京した時の気持ちも、この映画は思い出させてくれました。上京ってほんと、人生の大きな節目です。
音楽の歌詞も分かると、もっと面白くなるそうなので、何回でも楽しめる作品だと思う。
こそばす

こそばす