ふみ

ラストナイト・イン・ソーホーのふみのレビュー・感想・評価

4.1
田舎からロンドンへ服飾の勉強で上京したエリーが60年代に迷い込む話。

「プロミシングヤングウーマン」的リベンジと古いスプラッター映画のハイブリッドでした。

キラキラした都会が綺麗だと思わせジョカスタが嫌な奴過ぎてイライラする序盤。逃げるように迷い込んだ世界は憧れの60年代。エリーと同じように夢を追うサンディを通して60年代を追体験していきます。
しかしそこからサンディが男に利用され悲劇に見舞われます。それに共鳴するエリー。果たして彼女が見たものは一体何なのか、、、


とにかくこの60年代の世界観が幻想的。80年代90年代はエモいって感じなんですけど、ここまで古くなると最早ファンタジー。ショーン・コネリー007がリアルタイムでやってる時代ですよ。最高。
どうしても後半失速したように感じますがそれでも私は好きです。

細かい演出については茶一郎さんの動画で解決させたいと思います。


やっぱりエドガーライトは天才。好きな監督トップ3に入りますね。
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