夢見る少女じゃいられないほど追い詰められた狂喜と狂気と凶器。
期待と希望を胸に上京した田舎娘への、大都会による新手のシャブ漬け戦略。
これロンドンは怖いってレベルじゃねーぞ!
序盤の新生活と憧れにキラキラしてた描写から一転して、シームレスなタイムトラベルを経て交錯していく現実と幻覚に、
どんどん目が離せなくなる展開。
ジェットコースターと同じで、明暗の対比が大きければ大きいほど、その落差に驚愕し、心拍数が上がり、手に汗握るよね。
後半になるにつれて、なんとなく結末が予想できたものの、観終わった後のスッキリとモヤモヤの間にあるこの感情になんて名付ければいいのだろう。