めぐる

アザーズのめぐるのネタバレレビュー・内容・結末

アザーズ(2001年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

幼い子ども2人と戦争に行った夫を田舎の大きな洋館で暮らす母親は神経質。子供たちが日光アレルギーだからもあってカーテンを締め切り、家族だけで暮らしていた。そこに以前その洋館で雇われていたという老夫婦と娘が働かせてほしいとやってきて、母親は受け入れる。その頃から家の中で他の誰かが居る気配がしてくる。

ニコール・キッドマンが美しいホラー。

ここから超ネタバレ感想を書くが、最近「それってネタバレ過ぎじゃない?」って感想をネタバレ記事にせずに垂れ流してる1多くない?見てない人からするとゲンナリするからやめて欲しいんだけど。



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DVDジャケットのニコール・キッドマン、目力凄いからもっと怖いホラー映画かと思ったら、悲しい悲しいホラー映画だった。見終わった後の後味の悪さよ。

幽霊が出ると思っていた家族の方が幽霊だったというオチなんだけど、母親が子供を枕で窒息死させていたという死に方、自分たちが死んでいると気づいてない時にも娘には結構キツく当たっていて、猟銃自殺した後に子供たちが生きてると勘違いし、神が与えてくれたチャンスだと思って過ごしていたわりにはキツいあたり方。生きてても死んでても子供たちは成仏出来ず母親と過ごすのは何とも切ない。
でも、戦争でいつ敵が襲ってくるか分からない状況下、子連れ、夫は戦争、気も狂いそうになると思うと尚せつないストーリー。
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