このレビューはネタバレを含みます
うまい、全然分からなかった。分からないよ。面白い。
二次大戦後が舞台、古い屋敷に住む主人公は使用人を雇う。しかし、その屋敷では不気味なことが起きてどうやら使用人も怪しい…。という話。
構成が上手い、途中まで「こうゆうことやろ?」と思っていても「あれ?、あれ?」てずっとなってしまった。にも関わらず確信に迫るとたった1シーンで「あ、そういうことなの…。」と納得してしまった。本当に構成が上手い。
物語としては悲しい物語に感じますが、子供たちについて気になってしまった。恐らくお母さんと子供たちの間に愛とかはあるのだろうけど、とはいえ、殺してしまったお母さんと死後も永遠に一緒というのは少し違和感があった。
願わくば途中で帰ってきたお父さんと一緒に次の段階に進んで欲しいとも思ったけど作中の描写から見るに難しそう。
僕に教養がないからかもしれないけど、もしかしたら冒頭で子供たちが話していた「地獄の話」で説明はされてたのかもしれない。分からないし調べても多分きちんとは理解できないのだと思う。
総じてやられたな…。という作品でした。最後まで分からない。観れて良かったです。