美しいエジプトの風景が印象的な作品でした。
ケネス・ブラナー版「オリエント急行殺人事件」が面白かったので、続編のこちらも視聴。
予告編を観てエジプトの風景と豪華客船のCGが自然でとても美しかったことと、アガサ・クリスティー原作の映画化ということもあって、謎解きは横に置いて、美しい映像世界を楽しみながら観ました。
映画は冒頭、まるで「西部戦線異状なし」のような第一次大戦の塹壕から物語が始まります。意外な展開に驚いていると、これは若かりし頃の物語で、印象的なヒゲの由来が明かされたのでした。
ここからは豪華なパーティーシーンを経て、ナイル川での豪華な船旅へ。ガル・ガドット演じる資産家のリネットが美しく、結構エロいです。驚き🫢
物語はリネットが謎の死を遂げてから一気に加速していき、ポアロは親友のブークとともに真相を解明していきます。ブークは唯一「オリエント急行殺人事件」から続いての登場で、この作品でもいい味を出していましたね。
ラストは少し悲しい結末。今作は冒頭のシーンを含め感傷的なシーンが多かったように思いますが、「これぞ映画！」という大作感を感じる映画でした。
あと、なぜか東京ディズニーランドに行きたいなーと思いました。（多分、蒸気船マークトウェイン号の影響やけど、アメリカ西部開拓時代やし・・😢）
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映画鑑賞後、IMDbを観ると色々なことが書いてあり、面白かったです。
冒頭の象徴的な口ひげを生やすきっかけとなったエピソードは、この映画のために創作されたものであるとか、他にもリネットが大切に持っていたイエローダイヤモンドの過去や、ポアロが左右対称にこだわる理由など。
正直、アガサ・クリスティーの原作までは時間が取れないですが、有名な作品についてはいつか読んでみたいと思います。
