いつくしみふかきのピピンのネタバレレビュー・内容・結末

湯布院映画祭

今年の湯布院映画祭ではダントツで良かった作品！

最初はよくある父殺しの話と思ったがそうでは無かった。

展開が予想外で関心したが、7割が実体験を元にした創作だと聞いて納得した。

少し勿体ないと思ったのは最後に父を殺してしまう人物を上手く描けて無いという事。
この人物は父や家族を求めていた男なのである意味疑似の息子とも言える存在。
実の息子は父を憎みながら父を求めるが、疑似の息子は父を求めて憎悪する。
この構造をもっと上手く描ければ良かったのに！