このレビューはネタバレを含みます
大きく心が揺さぶられるシーンがあるわけじゃない。
それでもクレヨンしんちゃんらしいスピード感のある楽しいギャグやアクション、その中にある若干の不気味さ、静と動すべてのバランスが良く間違いなく名作。
何度観ても笑ってしまう箇所がいくつもある。
舞台が遊園地っていうだけでワクワクしてしまうのは何故なんだろうね。
初めて観たのは小学生の頃だけど、大人になってから見るとス・ノーマン・パーが徐々に近づいてくる狡猾さがとにかく怖い!声優さんの演技がまた上手すぎて。
幼稚園や家族が世界の全ての5歳児にとって、彼らが味方でなくなるというのは本当に孤独で見ていて泣きたくなる( ; ; )
(その点はしんちゃんにしっかり謝ってほしかったな!)
ぶりぶりざえもんが出てきて笑わなかったことはないんだけど、今回はアクション仮面とカンタムロボと共演でさらに笑える。
あと雛形あきこの使い方が上手いなと。笑
ババ抜きやマカオとジョマとの追いかけっこも言わずもがな最高。男と女だったらオレは女を選びたい…
…と、filmarksは自分が忘れないために書き残しているけど、忘れないくらいもう何度も観ているから中身については程々でいいか…と雑にすらなってしまう。
(と書いて上を見たら結構書いてたけど。こわい)
冒頭に書いた通り、大きく心が揺さぶられる作品ではないから点数に悩むけれど、思い出補正と、何度も観て何度も笑顔になれる大好きな作品なので高めで。
クレヨンしんちゃんの映画の中で、ダントツでいちばん好きです。