れもん

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険のれもんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1996年公開の『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズ4作目。

3作目と同じく、なんとなく観たことがあるような無いようなおぼろげな記憶が。
マカオとジョマのビジュアルは見覚えがあったけど、ストーリーは全然覚えていなかった。

全体を通して、これまでの3作品に比べて設定や演出が大人向けだったような気がする。

序盤の遠足シーンはいつもの『クレヨンしんちゃん』のような楽しい雰囲気で、猿にセクハラされるまつざか先生が気の毒だったり、ヘンダーランドマニアな風間くんが可愛かったり。

トッペマになんやかんやお願いされたしんのすけが、怖いからという理由で断るのは5歳児らしくてなんだか妙に安心した。

ス・ノーマンが周囲の人々を懐柔していく展開は、子供目線だと相当ホラーな展開。
たまにこういうホラーな展開や演出をやっちゃう『クレヨンしんちゃん』が好き。

終盤はヘンダーランドに殴りこみをかける展開。
何度呼び出されてもクズなぶりぶりざえもんには、わかっていても思わず笑わされる。
しんのすけが少し大人になる、トッペマとの別れは泣ける。
そして、「双葉商事株式会社 東京本社第一営業部 係長 野原ひろし」の名刺はシュールでウケた。笑

ラスボスを倒したら裏ボスが出てきた?と思ったらなんとその正体は!という展開は、エンディングとオープニングのシーンが上手くリンクしていて良いなと思った。

保志総一朗の声は特徴的で、オープニングでゴーマン王子が一言喋っただけで誰の声かわかった。笑

【2019.05.31.鑑賞】
【2019.05.31.レビュー編集】
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