このレビューはネタバレを含みます
好きか嫌いかでいえば全然嫌いな方で、気持ち悪いし怖いし痛いし…
なんだけど、バッドトリップの感じがあまりにもお見事ですごく印象に残った。
特に最初の車で村に着く時のぐるーってするカメラワーク。気持ち悪かった。酔いかけた。
白や黄色、明るい緑色のなんだか綺麗な感じも怖くて。
主人公に共鳴する村の女性たちのシーンもえぐかった。
あんなにイヤらしさを一切感じないセックスシーンもあるのかという衝撃。家族で見ても気まずいとも思わないのではなかろうか…
ラストもえげつない。
というか全部えげつない。
最初からずーっとローテンションというか、ネガティブな感覚にさせられ続けて、観てる側が1秒もハイテンションになることのない映画。すごかった。でも二度と観たくない。
