公開当時に映画館で観て以来、二度目の鑑賞。細部にわたって気持ち悪さがずっと漂っていて、ずーっとスリップダメージ食らってる感じで、疲れるけどいい映画ですねぇ。
カメラアングルや画面構成が天才的なんだよなぁ……。
嫌なことが起こる前の「これから嫌なことが起きますよ～」「やだやだ！！」の緊張感の演出がすごいし（ジェットコースターの高いところに行く感じ）、どれだけ身構えながら観ていてもその後の恐怖シーンがしっかり怖いのは、ホラーとして最高だと思います。
ダニーは、形から入るのでもいいから、一緒に泣きわめいてくれる人が欲しかったんだろうなと思う。内心めんどくさそうにしながらウエメセで心配するふりだけする彼氏しかいなかったので……。
しかしこの映画をカップルで観に行って、クズ彼氏が焼け死ぬエンドを見たあとで彼女から「癒されたしずっと見ていたかった～」「怖くなかったし可愛くて癒される映画だった〜」て言われた彼氏はどう思えばいいんだろうねw（公開当時映画館に観に行ったら、スクリーンから出てくる女性たちが、こういう感想言ってる人すごく多くてびっくりした）
