犬里

死霊のはらわた IIの犬里のレビュー・感想・評価

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)
3.8
1の続きなのかと思ったけどリメイク的な位置づけなのか。2もちゃんとサム・ライミが撮ってるので嬉しい。
ずっとうるさいし汚いし勢いがすごい。ストップモーションもダンスしたり首が伸びたりやりたい放題。アッシュくんの顔芸と一人発狂芝居もパワーアップしてるしでとにかく笑った。流れるように悪霊を解放し、冒頭5分で前作の内容だいたいやっちゃうのも面白すぎる。アッシュくんは死霊化してもケロッと元に戻るの、主人公補正で都合よすぎて笑う。
前作はホラーの文脈に沿ったお話だったけど、今作はホラーというよりはコメディの文脈が強め。アッシュくんを追いかけた死霊が途中でアッシュくんを見失って諦めて森に帰るところとか、ショットガンの銃口をカッコつけてフーしたら、瓶の口を吹いたみたいなボーて音がするシーンとか最高すぎてめちゃ笑った。
サム・ライミ、奇才だなぁ。ブルース・キャンベルってスパイダーマンにもマルチバース・オブ・マッドネスにも出てたし、サム・ライミ映画の常連みたいな感じなのかな。
犬里

犬里