大学生の男女がスウェーデンのホルガという町の夏至祭に参加し壮絶な恐怖を味わうことになる異色スリラー。
アリ・アスター監督の前作「へレディタリー」は合わなかったけどこちらは面白そうかなと思って見に行きました。
が、結果、こちらも合わなかったんですよね…。
回転する映像やシーンの繋ぎには引き込まれたし、ダニーの状態をも表すような衣装の変化も印象的で良かった。
単純に内容が合わなかったんです。
他の方の感想を見かけてその理由がわかったんですが…
個性が大事だと思ってる人ほどこの作品を見た時に拒否反応が出るかもしれません。
私はホルガの町のシーンに入って割とすぐこの場から出たいって衝動で気持ち悪く感じました。
それほどに恐怖を感じさせられたという意味では監督の意図としては大成功でしょう。
私はもう一度見たいとは思わないほどだったんでゴメンナサイ。
あまりにも受け入れられないシーンでは笑いはしたもののドン引きで、私にとっては狂気MAXな世界でした。
ホラー好きだから楽しそうとか軽い気持ちで見てはいけない作品、地獄に興味ある人は是非。
白いぼやかしが入るので一緒に見る相手には気を付けて。
それにしても「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンのビフォー美少年から急にアフターおじいちゃんの姿を見るって不思議な気分だったなぁ。
