それは"永遠に忘れない"決意と確かな愛の記憶…
2014年4月16日…この世を先に去った息子スホへの恋しさを抱きながら生きるジョンイルとスンナム。やがて1年にたった１日だけのスホの誕生日が近づいてくる。母スンナムは主役不在の誕生日は息子がいない現実を認めるようで怖くてたまらない。一方、ある事情により息子が亡くなった日に父親としての役目が果たせなかった父ジョンイルは、家族に対して罪悪感を抱えたまま、あの日から2年後に韓国に戻ってくる。彼にとって全てが見慣れない現実の中、家族と一緒にスホの誕生日を迎えるが…
ストーリーはこんな感じ。
自分たちよりも先に息子が死んでしまう。それは何の前触れもない不慮の事故によって…
両親にとっては耐え難いだろうな。
観ていて母スンナムの悲しみは想像も出来ないぐらいだし、父親ジョンイルのスホへに対する済まなさは解らないぐらいだしね。
でも、1番可哀想なのは妹のイェソルだったなぁ。
大好きだった兄を海に奪われた事により、水に対して恐怖心を抱くようになった事に父ジョンイルは気付かないし
母スンナムは、死んだスホへの思いが強いために、イェソルの寂しさに気付かない。死んだスホに対しては新しく洋服を買ってくる母が、生きている自分には洋服を買ってくれない。
どんだけ寂しい事だろうな。その気持ちを考えていたら涙が止まらなかった
誰も居ないのにつく玄関の電球。
スホが帰ってきてるんだろうね、スンナムがスホを思い出し泣いてばかりいるから心配なんだろうな
そんなスホはジョンイルの所にも…
生きているときも優しい子だったみたいだけど、死んでからもみんなの事を心配するなんて…
やっぱ凄い役者だよねソル・ギョングとチョン・ドヨン。
後半は泣きっぱなしだったもんな…
