クリムゾンキング

メカニックのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

メカニック(1972年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

組織の依頼でどんな仕事も請け負い完璧な殺しの手口で「メカニック」と呼ばれるヒットマンの男が、殺した友人の息子を後釜にすべく育成するが、、、

世界一格好いいハゲことジェイソン・ステイサム主演でリメイクされたサスペンス・アクションのオリジナル。

ステイサム版とはまた違いイケオジ、チャールズ・ブロンソンが綿密な計画のもと殺しを遂行する場面は職人技といった感じ。
特に(すでに言われてるように)冒頭15分の無言で計画を実行するくだりは見もの。

アクションに関しては確かに今の洗練されたものを見慣れてるとちょっと、というのはあるけど、邸宅に侵入だとかダイビングスーツで船舶に潜入といったスパイ映画さながらのシーンもあり、一方では中盤のバイクチェイスや終盤の銃撃戦などアクションも多く見応えがあった。

そして最後のくだりも「まだまだお前はケツが青いぜ」と聞こえてきそうな終わり方でとても良かった。

意味深に今際の際まで握りしめた手を映すていたあたりひょっとしたら解毒剤を飲んでいてビショップは実は生きていた、なんていうのもあり得る気がする。