6世紀にイスラム教が神の使徒、預言者ムハンマドによって生まれ広められた壮大な歴史を描く207分。
前説によれば、ハリウッド映画(俳優陣は英語圏)と同時撮影のアラビア語圏のキャストによる作品で、こちらは国内最終上映。
冒頭、少し寝てしまったため、誰がムハンマド??と思ったが、すぐに偶像崇拝が禁じられているから演じてはいけないのだと気がつく。(彼の従兄弟アリーも姿が映らない)
ムハンマド不在のまま進むのだが、作りとしては不在が補完されていた。
砂漠のシーンは雄大で、今ではもう製作されないであろうパノラマスペクタクル。
と言ってもイスラム教徒以外の人間には、歴史の勉強以上の共感ポイントはなく…
異端とされた教えはたった20年ほどでアラビア半島を支配したそうで、
歴史の教科書でたった数行の記述を勉強しました!
という作品。
英語字幕読んでみたり、日本語字幕読んでみたり、、眼精疲労強め。
イスラーム映画祭6