あみるかん

ザ・ワンのあみるかんのレビュー・感想・評価

ザ・ワン(2001年製作の映画)
2.5
多元宇宙が存在する世界で他宇宙の自分を全員殺すことで全能の存在になれることに気づいたジェット・リー演じる元多元宇宙捜査官が最後の自分に対決を挑むというストーリー。主人公は最後の自分の方で元多元宇宙捜査官は悪役です。ジェット・リー対ジェット・リーを観れるのは『ザ・ワン』だけ‼︎

設定は面白いしジェイソン・ステイサムまで出演していてかなり力が入った作品なのかと思いきや、小道具やCGの演出、台詞などがやたらB級臭くて全体的にショボいがっかりな作品になってしまっています。

お金を掛けてシナリオに深みを持たせたらもの凄い傑作になった気がします。本当に惜しい。
観終わって気づいたことですが、監督はあの伝説の迷作映画『ドラゴンボール エヴォリューション』を撮った方。彼に傑作が撮れる訳ないか(笑)

全く害のないSFアクション映画なので子供に観せても大丈夫。小学生男子に観せたら結構喜ぶと思います。
あみるかん

あみるかん