最近観た「プロミシング・ヤング・ウーマン」と
「北風と太陽」みたいな関係性の作品だなと思いました。
セクシャリティの問題について、
激しく強く問題定義をするのでは無く、
どっしり静かに問いていく感じですね!
主人公のキム・ジヨンだけでなく上司や同僚、お母さんまで
様々な女性の立場から見える「性差別」の根深さは、そら恐ろしいもので
中々、考えさせられます。
そんな難しい問題を、大きな抑揚を付けずに描いた事で、
スムースに入りやすく、より奥深く響いたと思います。
旦那役のコン・ユさんの演技も素晴らしく、
「優しさ」からくる労いの言葉も、とてもドキッとさせられる。
(ポスターワークも観賞後に見ると、少し違った印象を受ける)
エンディングのまとめ方がとてもスタイリッシュで、好印象!
(原作も気になります!)