mam

淪落の人/みじめな人のmamのネタバレレビュー・内容・結末

淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

良い話で沁みる〜
信頼する気持ちって大事だね。

事故で半身不随となったチョンウィンが、フィリピン人家政婦のエヴリンと心通わすようになり、彼女のカメラマンへの夢を応援していくうちに、希望の持てなかった自身の人生にも潤いが訪れるように...。

アンソニー・ウォン本当いい俳優さん。
サム・リーもぷっくりしておじさんになったけど味のある役者さんになったなぁ。(製作にフルーツ・チャンいた)

エヴリンちゃん前向きで可愛いし、何より良い子すぎて。彼の息子に帰国を促す花束と写真のメッセージも優しすぎる。
2人で電動車椅子に乗ってる姿が微笑ましかったな。

オイル入れてって表現いいね、加油!

赤い花を咲かせていた木綿花が白い綿毛となってエヴリンの門出を祝うようにヒラヒラと舞うラストがとてもとても美しかった...。

民主化運動を支持してたアンソニー・ウォンのその後が気になってたけど、今は台湾にいるみたい。しかもオリヴァー・チャンのデビュー作となる今作を気に入りノーギャラでの出演とは男前すぎて惚れる。

2023-344
mam

mam