コンピュータでは複製できない。
メモリ、ストレージ、暗号化、プラプラプラ〜
脳がもつ安全性に勝るものなど地球上には存在しない、
すなわち情報を保管するのに最も安全な場所とは脳に他ならないのである、
各個人で生成されるキーコードなるものを使うことで….
複数の事物から得られるイメージ、記憶、想起、刺激など
これらの組み合わせにより唯一無二のキーコードが作られ
それが脳内の保管庫を開ける唯一の鍵となる
これぞ HeadLock!!
なるほどなるほど。
情報やら、テロやら、いろいろ大変そうですけど
そんなんよりまずダイアナ・アグロンが暴れちゃう!?ってところに意識がいき
そうきちゃう感じなら見届けなければ、と思ってしまったわけで…
そう言ってみたはいいものの
暴れっぷりのほどは…まあ〜ほどほどです、笑
観てまず思ったのはやっぱりね、笑
相変わらずアグロンはおキレイってこと!!
夫はCIAで働く現役の諜報員、
また自身においても
かつてエージェントとして危険な任務をこなしていた経歴をもつ妻 テス。
ケリーと結婚した後は
組織を離れて一般人へと戻り
愛する人との生活を大切にして毎日を過ごしている。
そんなある日
上官のホチキスから危険な任務を言い渡されたケリー。
なんでもサブネットワークから諜報員が入手した情報があり
危険人物 ア・プッシュの下で働くテロリストたちの約2年にも及ぶ会話から得たものらしいのだが。
それらの情報によれば
現在世に出回り使用されている銃器や爆発物、
ありとあらゆる兵器を使って
近々に大規模テロを敢行するつもりらしい。
場所や日時など、詳細なことは不明。
もし詳細な情報を入手することができれば
大惨事を未然に防ぐことができる。
なんとしても情報を入手してこい、と。
指令を受けたケリーは
間近に迫る自分の誕生日までには必ず戻るよ、と
妻と約束を交わしテロに関わる任務のため”出張”へとくり出す。
がその任務の最中に脳に重傷を負ってしまい
昏睡状態となって妻のもとへ戻ってくる。
国家の安全に関わる問題に法は及ばない…
ケリーの頭の中にある情報の所有権を主張するCIAサイドは
一個人の命など知ったことかと
危険な手段を用いてケリーの頭から情報を抜き取ろうと動き出す。
何百万人の命を救うため、という大義名分のもとに…
一方で連中の動きにもちろん妻のテスは猛反対。
そんなの許すわけがないだろう、と
あらゆる交渉、取引にも聞く耳持たず
すべてを拒絶する。
任務地で夫の身にいったい何が起きたのか、
エージェントだった頃の感覚を頼りに
妻は真相に迫ろう行動を起こす。
そして見えてきたのは
12の都市に迫る爆破テロの脅威と組織内部に潜む裏切り者の存在であった…
四面楚歌の状況下で
異常者扱いされながらも夫を守ろうとする妻、
一方現実では寝たきり
そんでも脳内の中では目まぐるしく移り変わる環境と真っ黒な敵さんに四苦八苦する夫、
2人がたどり着く結末とは…
上官 ホチキス役にはアンディ・ガルシア。
いや〜出てることにも驚きでしたけど
役についてはとにかく常に不機嫌でしたね〜
目が見えない設定で
その分ほかの感覚が研ぎ澄まされている部分もあったりして…
全体を把握しつつ
現状を踏まえた上でエージェントに対し冷酷無慈悲な指示や判断を次から次へと下していくことから
部下とはしばしば衝突も。。
それからハングオーバーシリーズにも出てるジャスティン・バーサ!!
ケリーと同じく彼もまた諜報員で、
現場に赴き任務に当たるエージェントたちのリスク分析を行うほか
直接彼らに指令を出したり、まとめたりと
責任ある立場を担うポジションでした。
一見味方のようにも見えるけれど、言動から、おや…もしかして…、と
別の可能性を示唆するような場面もあったりして。
彼が裏切り者なのか、それとも別にいるのか。。
全体で言ってしまえばまずまずと言ったところですけど、
脳内で入り乱れ崩壊していく世界についての見せ方は単純に面白いな〜と思えましたね。