えちぜん

TENET テネットのえちぜんのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
3.8
前情報どおり難解だが「セイター」がケネス・ブラナーで、「清太」は火垂るの墓だってことくらいは理解できたよ( ͡° ͜ʖ ͡°)

ノーラン作品の難解さはヨーロッパ映画の「説明の排除」からくる難しさとは反対で、物理学や作り込みの深さからくるもの。過去作含め観客は何%くらいを理解してるのだろう?けれど雰囲気やご都合主義で誤魔化さない徹底した世界観は、理解が追いついてない観客にも圧倒的な『凄味』は感じさせてくれる。モノホンならではのパワー。

逆再生は、ジョジョの5部や6部のボス戦のような「能力よく分からないけど強えんだな( ̄▽ ̄)」感を思い出した。荒木先生の感想聞きたいな〜

ジャンルとしてタイムトラベルものではないけれど、タイムトラベルものの新世界を開いた作品と思う。
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