このレビューはネタバレを含みます
ノーラン監督の中でも、メメントに似て凝りすぎ系かな…
パズル的なストーリーの構造の美しさと、映像を楽しむ映画だと思った
夫婦の関係性がインセプションと共通するテーマかなと思う
(形は違うが、インセプションでは夫が妻に、テネットでは妻が夫に囚われていて、共に最後に解放される)
テネットの見所はその他には主人公の善良さ、主人公とニールの友情だと思う。
ただ最終的に主人公がプリヤを殺してしまうことで、それまでの作中に自分の中で築かれた主人公のイメージが一気に崩された。
これは主人公が一人の人間から、「未来との戦いを主導する主役」への変換点なのかな、と思って自分を納得させている。。