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The Other Side of the Underneath(原題)
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『The Other Side of the Underneath(原題)』に投稿された感想・評価

Cem
4.0
2時間ずっと悪夢を見ているよう😱統合失調症の精神状態、頭の中ってこんな感じなの??
あまり観ないジャンルだから最初は楽しかったけど、2時間悪夢はさすがに疲れた。泣き声、悲鳴、叩かれたり不快な音がいっぱいでちょっとクセになりそう
監督がフェミニズムで反精神医学の活動してたらしく、これを作った10年後に自殺してると知り闇深さを感じた。いろんなメッセージがあったのかもしれないが馬鹿なのでよくわからん
精神錯乱映画の地獄絵図。
N座1。24-153。スピリト(つまり形のない人間的なリアリティ)によって憑依された女性たちを描く。当時の言葉でいえば「スキゾフレニア」なのだけど、おそらくスキゾとは、言葉を話す動物としての人間(ホモ・ロクセンス)の常態なのかもしれない。そんな分裂的な精神の状態は、さまざまな外的理由で隠されたり、紛らわされたり、逆に深まったりするわけだ。

これをスピリトは生き霊だったり、死霊だったり、トラウマだったり、社会的外圧だったり、幻想だったり、妄想だったりするのだけど、その形のないものはリアルにぼくたちを突き動かす。その情動をカメラに収めようとするこの試みは、だからこそ痛い。その痛さ、ひりひりするような痛さは、やがて臓器を抉られるような鈍痛となり、そのまま続くのかと思えば、カメラは病棟のような監獄のような閉鎖君間から外へ出て、緑、プール、工場、農家の庭先、豚の丸焼き、饗宴、男たち、森での交合、演劇へと展開してゆく。

いやはや、まるで昨日話した『魂のジリエッタ』の延長線上にあるような作品。ぼくはベロッキオの『Matti da slegare』(1975)を思い出したけど、この映画はそれよりも先の1972年。

そうそう、ピンクフロイドのようなサイケデリックバンドの演奏シーンがあったけど、あれはまるでアルバム『ウマグマ』(1969)のなかの「「ユージン、斧に気をつけろ」(Careful With That Axe, Eugene)みたいに斧を振り合わして偽物の血をまきちらしていたっけ。

そういえば映画のタイトルだって、シノザキさんが指摘していたけど、『狂気(The dark side of the moon)』(1973)をもじったような「The Other Side of the Underneath」だし、その the underneath とは「月」みたいなものでもある。

ただし順番は映画の方が早い。おそらくこの時期、世界的な「狂気」や「サイケデリック」の見直しがおこっていたみたいだと話したんだけど、たぶんそういうことなのだろう。

YouTube で検索をかけたたら、この作品のイタリア語字幕版が見つかったのでリンクを貼っておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=z106qEo8Etw