このレビューはネタバレを含みます
久々に点数つけてしまったけど
凄く好きな世界観だったので。
期待せずに見たからよかったのかもですが。
昔のアメリカが舞台。
だからスティーブキングっぽくもあり
「IT」「スタンドバイミー」っぽくあり「ストレンジャーシングス」ぽくもあり
主人公の子供たちはもっと幼さを感じて
日本で言ったら
「学校の怪談」っぽかった。
ちょっと子ども騙しっぽいかなあと序盤は思ってたんです。
中盤ぐらいまでも。
でも後半の怒涛の展開は本気だった。
子ども騙しじゃない…
蜘蛛の呪い?あたりからビビリはじめて
保安官事務所のあのクリチャーが最恐で最強でした。
小学生の時にみてたら絶対お◯◯しするレベルだな。
急にタイムトリップ演出あったけど
あの少女の体験した恐怖を擬似体験した事で彼女は生きているんだろうなあ
あとこの演出で行方不明になってる友達がストレンジャーシングスみたく異次元にいってるわけではなく
過去に閉じ込められてる感あるなあって。
「最後の必ず助けるから!」という主人公の誓いに
には大好きだったアニメを思い出しました。(少女革命ウテナって言うんですけどね…)
友だちの姉さんが復活してたのもうれしい。
続編ちょっとみたいな。
1968年のアメリカが舞台。
大統領選挙があって
翌年にはベトナム戦争撤退を掲げるニクソン大統領が誕生する。
若者たちはベトナム戦争に駆り出されていた時代。
そして心と体を蝕まれて帰国する時代。
そんな背景を強調したいのか映画の中のテレビではしきりに選挙戦の事やベトナム戦争のことを伝えていた。
こーゆーとこデルトロ監督関与っぽいなあと。デビルズバックボーンとかパンズラビリンスも子どもが主役だけどその背景には必ず戦争が影響があったから。
そういえばスケアクロウーにされたガキ大将代表みたいな青年
冒頭でベトナム戦争行くぜ!って言ってたなあ。
パンフレット昨日買えなかったから買いたいなあ
もうちょっと映画の背景とか知りたい。