このレビューはネタバレを含みます
視聴前の感想
まだ見てないけどビル・マーレイとアダムドライバーのゾンビものって面白く無いわけないな。
これを一切見ない選択ができようか
視聴後の感想
●良かったところ
全体的に緩い雰囲気のゾンビ映画でホラー演出とかグロさに関してはコメディの感じではない。
登場人物が余りに魅力的。
アダムドライバー演じるロニーのあまりにもサイコなところは思わず爆笑。
ビル・マーレイ演じる爺さんもいちいち女性警官にお触りするしエロい爺ィやのうって笑ったしもう存在してる事が感謝。
旅の若者三人組もなんかリアルで嫌味が無い。
映画マニアのバギンズもいい奴だし、クズクズ言われてたおっさんもなんか憎めない。
山に住んでる浮浪者のおっさん、最後チキン食ってるし、やっぱり鶏盗んだのお前なんかーいって言うツッコミはさておき。
もっと彼らの日常が見たかったし、ゾンビ後の右往左往が見たかったと思える。
物足りない。もっと食わせろー。
●悪かったところ
メタがきつい。
近年見た映画の中じゃダントツのメタギャグ。
これじゃ最終絶叫計画か、デッドプールだよ。
最初からそう言う映画のテンションで見てなかったから脚本とかテーマソングの件は面食らったし、理解が出来なかった。
なんかの伏線なのかと思ってしまった。
せいぜいがアダムドライバーのキーホルダーがスターウォーズ程度が世界観映画の限界のメタ具合じゃなかろうか。
少なくとも俺はそう思った。
それともう一個。
謎のUFO
もうちょっと説明してよ。
それがそこまで映画観てきた観客への義理だし敬意でしょう。
あれだったら最早ナチスでも古代人でも未来人でもなんでも良いんだろうけど、
インディジョーンズのクリスタルスカル同様に？？？だったわ。
渾身のギャグなんだろうけど全く笑えんかった。
●総評
気になる点はあるものの、キャスト二人があまりにも約束された面白さがある。
ズルいっちゃずるいけど仕方がない。
それにしても海外はゾンビ映画作るのうまいよなぁ。
この設定の世界観でゲーム作って欲しい。
あの街でぶらぶらしたい。
