Maya

9人の翻訳家 囚われたベストセラーのMayaのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

見応えのある映画、久々に残り時間をチラチラ見ることなく集中して作品世界にのめりこめた。ストーリーそのものは単純だけどプロットは入り組んでいてそこに面白さがあったと思う。文学作品の引用やモチーフとしての文学利用が見られたのもクスッとできたポイントだと思う。伏線回収の仕方も面白いと思ったし、パリのメトロの所要時間とコピー機の印刷用時間のトリックは巧妙なんだかトンチキなんだかグレーな気もしたけどやられた感、アレックスがスケボーでメトロを追いかけるシーンはコナン君にしか見えなかった。文学と資本主義社会は相容れないのですかね。そこは悶々とした。
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