貧富の差をテーマにしていても、主人公達家族には全く同情出来ないし、それよりも一番気になるのは、韓国の底辺貧困層の常軌を逸した不衛生な生活環境だ。
あれが韓国の現実だとするなら、彼らの衛生感覚は異常と言うしかない。
もし、現実とはかけ離れ過ぎてるのなら、韓国国民はこの作品に対し怒らなければいけないし、そんな嘘っぱちを描いて貧富の差を語るような作品には、大きな映画賞を与えるべきではないのだ。
ただし、この作品が全編ただ笑わせるためだけに作られたナンセンスコメディだったのなら、なかなか面白い設定と言える。
もっとも、その場合は残虐な要素をそぎ落とし、たとえ悲惨でも笑って観られるまとめ方でなければいけないが。
