コミカルながらじわじわ染みこむ絶望感と、後半の怒涛の展開&緊張感。
最後のオチまで残酷な…。
（追記:わたしは残酷だ、と受け取ったのですが、僅かながらの希望をみた、という方もいるようで（一緒に観た母もそう言ってた）、映画というのは受け手によって結末も変わってしまうおもしろいものだなぁと改めて思ったりしました）
長い階段、雨と晴れ、臭い…いろんなものに削られて疲れましたが、おもしろかった。
服装、家の狭さ、髪型、化粧、食べもの、あらゆるところに格差の「象徴」が出てくる。
その中で唯一共通したものとして出てくるのがインターネットなのかなぁ？とか思いながら観てた。
（まぁWi-Fiは入らないわけですが）
ソン・ガンホのキレ顔怖い。
彼が息子に語る「計画」の話が悲しくて泣きそうになった…。
欲を言うと、「幽霊からのメッセージ」を受けとった彼が、終盤何か絡んでくるかなぁと思ってドキドキしてたのだよね。
芝居？をしてるという話もあったし。
そこだけちょっと気になった。
あらすじ読まずに観るのが吉。
カメラワークとか映像の技を確認するためにもまた観たほうがいいんだろうけど、だいぶ消耗はするから勇気が出るかしら。
あー疲れた。
