鬼才ポン・ジュノ監督の話題作は、富裕層と貧困層の格差を、地下や雨や匂いや感情などで対比させる構成がさすがでした。カンヌパラムドールも納得の快作です。
昨今映画界ブームのヒエラルキーを描きながら、コメディ、ヒューマン、ホラー、サスペンスと様々な要素を盛り込んでくるエンタメ感がすごい。メッセージは面白くないと伝わらないと改めて思いました。
貧困のリアルな生活が、キャラが立つ家族で浮き彫りに。どんなに才能や学力があってもなかなか上にいけない、アジア事情にも切なくなる。
伏線もたくさん回収してどんでん返しもあるから、カメ止めの時みたいにネタバレが蔓延する前に、ぜひ劇場へ^_^