このレビューはネタバレを含みます
この映画にどんな感情を抱けばいいのかいまだに分からない 最近で一番ショッキングな映画だった
格差社会への投げかけとも取れるし、スリラーでもあるし、面白いところもたくさんあったし、美しい映画だった だけどどんな映画?って聞かれたら答えられないな
見終わった後、資本社会と経済力がバカバカしくなって日比谷にいること自体恥ずかしくなったけど、暫くしたら日常の感覚に戻って普通にお金を使ったし、結局のところ私は自分のことしか考えてない
登場人物、自分と自分の家族のことしか考えてないと思う 主人公のキム家族には愛しさを感じる一方で「私とは違う」という感覚があるんだと思うし、社長一家には一種の軽蔑とともに羨ましさもある 人間は複雑だ
主人公を背負って逃げ出すダヘちゃん強すぎてワロタ
アッパはオンマにふざけてゴキブリみたいに逃げるのよ、と言われてたけど実際そうやって逃げてたのは富裕層の人たちだし でも自分とその家族が大切なのは当たり前だよね
元家政婦の旦那、気持ち悪いし普通に頭おかしい あいつがいなけりゃよかったのに、とか思うけどあれも社会が生んでしまったもの…いつでも救いが与えられると勘違いしてはいけないけど、何も与えられないのは持っている人々の罪深さを感じさせるな
ラストの方、スリリングすぎて手に汗握ったし痛そうすぎて胃がキリキリした
もう一回見たい…まだ何か言いたいことはあるけどまとまらない…