ポンジュノ作品を初めて映画館で観られたことにまず喜びを感じています。土曜の朝から最高だなこりゃ。
お話の展開が絶妙で、全くダレるところなく最後まであっという間に観終わってしまいました。
良くある要素(モールス信号とか、実は…とか)の使い方も面白かったなぁ。ラストとか大好き。
街の高台から坂や階段を下っていくシーンや、水の流れをみて一瞬物思いにふける所とかも良い。やっと家族揃って食べれる食事を客に見られて「食事じゃない」とか言っちゃう所も、身につまされるなぁ。
序盤の犯罪チームもの展開は、あとからどうせ落ち込むような流れを予想できるのも込みでワクワクしました。それぞれの変身ぶりと、それでも拭きれない格差の象徴の残酷なこと。凹むわ。
そういえば、笑い要素も結構多くて驚きました。北朝鮮ネタ大好きな自分にとっては大爆笑なシーンもあったり、要所要所で出てくる英語の使い方がいちいち癖になって面白い。真似したくなるワード連発。
「ポンジュノ監督、リスペクト!!!」
あとあと、キャンプに行くっつーんでごっそりキャンプ道具揃えるんだけど全部スノーピークで揃えてる感じがまた成金感あって良かったよ!結構目立つところにスノピグッズ出てくるからキャンプ好きとしてなんか妙に嬉しい。
ちなみに観賞後は嫁と合流して娘を預かり、「ラストレター」を観にいくのを見送りました。
もうしばらくはこのスタイル映画鑑賞になりそうです。