このレビューはネタバレを含みます
人間この作品の 地上 半地下 地下 どれかに当てはまると思う。だからこそ他人事とは思えなく、怖かった。可視化されていない暴力や悪口以外の差別、格差は身近にあって差別している当事者(鼻をつまんだ社長のように)は気づいてないことが多い。まさかその行動が殺意に変わるなんて思いもよらなかった!という感じ
ジャージャー麺をすする姿を見てなんとなく社長の奥さんはたぶん半地下から美貌で這い上がってきたのかなと思った。だから社長が奥さんに求めるのはその容姿だけなんだろうなと思った。
最後にダヘが血だらけのギウを背負うシーンでどうしてダヘはあの家族の中で強くいられるんだろうと疑問に思ったが、それは日記を通して自分のことを俯瞰することができてたからではないのかなと思った。私もこの映画を通して振り返ること、過去の自分の行動を何気なくでもいいから反省したり考えたりすることの大切さを学ぶことができた📝📝
差別、格差はこれからも消えないだろうけどこの映画を見た人は少なからず自分の行動を振り返ると思うし(誰に共感した、誰に自分を当てはめたとしても結局あんまりいい方向にいってない)意識するだけでもだいぶ違うと感じた
2時間の中で得られたものはとても多くアカデミー賞になるべき映画だったんだなと思った、、すごすぎる、、