Hiratek

風の電話のHiratekのレビュー・感想・評価

風の電話(2020年製作の映画)
3.4
災害で突然失った家族への想い
どうやってそれと折り合いをつけて生きていけるのか
それは災害だけではないだろうが、似たようなことは世界のどこにでもあるテーマなのでしょう

途中の長回しでこれはドキュメンタリーかと勘違いしてしまう撮り方もあり、観る姿勢に若干戸惑ったりもしたが、主人公のいつも悲しげな表情にいつか笑顔が戻りますようにと願わずには居られない

悲しくても寂しくても、とりあえず食べようって気にかけてくれる他人がいてくれるだけでもいいのかも知れないと気づかされます
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