このレビューはネタバレを含みます
今回は素直に面白かった。
新田真剣佑、かっけえー!!
雪代縁感出てるわぁ。
ただ、観てて素直に思ったのは……
溜めて叫ぶところは藤原竜也感満載で、個人的には志々雄真実ではなく縁を藤原くんがやって欲しかった。
京都大火編、伝説の最期編は個人的に、クソオブクソ。
最低の最低映画でした。
中学生の時に毎週楽しみに読んでいた、大好きな「るろうに剣心」を弄ばれたように感じたわけです。
佐藤健はよかった。神木くんも雰囲気出てた。福山雅治も江口洋介も最高だった。
でも内容はクソだった。
まず、
10本刀の扱いが雑すぎなんだよ。
宇水は確かに噛ませ犬のモブキャラなんだけど、モブにはモブなりの生き方、バックグラウンドがあったんだよ。
それは安慈も同じ。
宗次郎はもっとそう。
安慈はギャグで終わらせて、宇水はろくに会話もなくあっという間にヤられて、宗次郎については突然発狂し始めて、イライラし始めてなんかよくわからない状態で倒されてしまった。
違うだろう。
宗次郎がなんでニコニコしているのか。楽以外の感情を失ったのか。バックグラウンドあっての宗次郎なんだよ。
10本刀なんだよ。
ふざけんなよ。
そして、
志々雄真実との決戦に至っては、剣心、斎藤一、蒼紫、左之助が囲んでいく意味不明展開。
言い出したらキリがない。前作の不満はまだまだある。
そんな黒歴史というか闇歴史を思い出しながら、今回の映画に参戦。
中学卒業の時に引っ越した関係で少年ジャンプの定期購読を辞めてしまったので雪代縁のところはリアルタイムで読んでいません。
と言うことで、
志々雄真実編に比べると思い入れが少ない分、すんなり実写版を楽しめるのではないか……と期待したわけです。
今回はその通り、素直に楽しめました。
冒頭の話に戻って、
新田真剣佑かっこいい。
後に映画で観ることになった「ブレイブ」の印象とは180°違う、悪一筋。
巴とのエピソードも、
あ〜あった、あった
という感じ。
途中の宗次郎参戦は原作には確かなかったはずだけど、映画的にはありかな。
でも、
「宗次郎がきた!」
と言うよりも、
「神木くん登場!!」
って感じだったな。
あと、
"刀狩りの張"がキャラがあまりにも違いすぎて「ん?」って感じ。
あれじゃあ"刀狩のロミオ"だろ笑
6月4日にも新作公開なので、今作で雪代縁との死闘が終了すると思ってなくてそれもびっくり
→告知をしっかり読んでいない笑
前作までは色々とありましたが、
今作はオススメです!