MMM

新感染半島 ファイナル・ステージのMMMのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

前作ほどゾンビに対しての恐怖感みたいなのは感じられなかった。ただ車とか銃でゾンビをバンバンやっつけることに爽快感みたいなのを感じた。あと主人公がイケメンすぎて、銃構えてる姿にめっちゃキュンキュンもできたので前作よりも色々な角度から楽しめた。浅香航大をもっとかっこよくした感じ。ミンジョン守るシーンとかめっちゃ良かった。631部隊に侵入したときに、人がいるのに気付いてサッと庇う感じとか、最後のトラック運転してるときに撃たれそうになるのを庇ったり。

ストーリーは冒頭の香港行く船のシーンからもう泣いた。あぁ子供を見捨てられない母親。そこにいたら絶対死ぬやん、逃げろよって心の中で何回も叫びました。そして見捨ててしまったジョンソク…うう…

そして任務遂行のために半島へ。すぐ死にそうだなと思ってたタクシー運転手のおばちゃんと男は思ったよりも早く死んだ。ほんでジョンソクがやたらと義兄のこと守るやん、なんで?姉と子供を見捨てた後ろめたさからなのか?

トラックのナンバー確認したら普通は走って車まで逃げるのに、こう言うゾンビ映画ってわざわざちょっと物音したら確認しに行くのマジで馬鹿すぎる。でもそれがゾンビ映画なんですよね、わかります。案の定ぎゅうぎゅう詰めのゾンビにうわってなりました。

631部隊とミンジョンとかの関係がよく分からんかった。一回捕まって脱出したの?すげえな。

あの親子カーチェイスうますぎる。どこで身につけたんだよ。そして631部隊はえげつないことやりますね。ゾンビと人間戦わせるなんて。まああんな閉じ込められた空間で娯楽もなければそうなってしまうのか。人間恐ろしい。あとゾンビと戦う人間たち、ラーメン投げ入れられた瞬間に群がるの人間なのにゾンビみたいで怖かった。

ファン軍曹?はちょっと頭悪くて嫌なやつだけど憎めない。いや、やっぱやなやつ。勘がいいのか悪いのか。
ソ大尉(ユースケサンタマリアに似てた)は簡単に仲間のこと裏切るし、1番怖い。みんなで協力して仲良くポートに向かえばみんな助かるのになぜ争うんだ。みんな自分だけ助かりたすぎ。ほんで最後お金運んだのに殺されるんやろ…はあ。あれジョンソクが持っていってても殺されてたんかしら?最初から殺すつもり?まあ普通に考えれば利用して金だけとるよね、あんな奴ら信頼したのが間違いだった。映画の中の彼らも私たちも。ほんで最後おじいちゃん…あれ?おじいちゃん何もしてなくない?活躍ゼロじゃない?って思った直後にやられた…しんど。米軍迎えに来る展開って映画ミストのハッピー版だなって思いました。米軍迎えに来るんだろうなってのはソ大尉が殺されたあたりで展開読めたけど。そしてここからがめちゃくちゃいいシーンだった。ああ、お母さん、あのときの子供だけでもってセリフをまたジョンソクに言うのですね…子供だけでも守ろうと自分を犠牲にするんですね…もうここで涙が溢れました。でもやっぱりイケメンジョンソク助けに行きます。生命力やばい。ほんとにかっこよかった。

カーチェイスのシーンはちょっとくどかった気がする。もうちょっとゾンビのドキドキ感が欲しかったけど、まあそれは前作で堪能できたので、本作とセットで考えるとこれはこれが良かったのかもしれない。
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