特売小説

新感染半島 ファイナル・ステージの特売小説のレビュー・感想・評価

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廃墟化した市街地を主な舞台とするとロケやセットでの撮影が厳しいと見え、粗が隠れ易いとされるナイトシーンばかりが続く、設定上で必然性を持たせてあるとは言えそれじゃやっぱり絵面的な刺激が足りない。

予想を裏切らない展開が続き物語に起伏を感じない、泣かせ演出がくどい。

といった辺りの不満点もなくはないんだけれども、基本的にホラーにアクション、コメディに青春ものと個人的に好物のジャンルに分けられる映画に関しては詰まらなくはなければ面白いと言ってしまう性質なものですからして。

後悔を引き摺ってやさぐれていたが人生をやり直す為に再び立ち上がる、その原理で以て行動する人間にゃあいつだって感動を覚えますからして。

果たして感想としてはただこの一言、面白かったっすよ本作「エスケープ・フロム・半島 愛と悲しみのデス・ロード」、と。
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