たろさ

新感染半島 ファイナル・ステージのたろさのレビュー・感想・評価

3.5
元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は義兄チョルミン(キム・ドゥユン)は、ゾンビに占拠された韓国から脱出し香港で失意の日を過ごしていた。そんな折、韓国に戻り大金の入ったトラックを回収するという依頼を受ける。


フォロワーさんが結構見ていたので鑑賞。続編だけど前作を全く知らなくてもついていける。

見ていて思ったのが演出過多。最初のカーアクションと「マッドマックス」みたいな脱出劇はあまりにもタイミングが良すぎたりバカバカしくて派手だけど、演出過多っぷりがそれと合っていておもしろかった。
それに対してラストシーンはあまりにもゴテゴテしすぎていて、演出過多っぷりが全然うまく合っていなかった印象。さすがにくどかった。素直に終わらせてほしかった。
他にも、ゾンビは車のガラスなんて平気で破っていたのに別のシーンではバンバン叩いているだけだったり、やたらと空気を読めたりする。ご都合主義的なところもあるけど作風と合っているのでよし。

ゾンビ映画はゾンビが暴れてナンボの世界。人間同士のイザコザはゾンビ映画にありがちだけど、本作はくどかった。舞台が韓国全土からすごく小さな秘密基地のような場所になって矮小化もする。あとゾンビを使ったあのゲームは見ていておもしろくなかった。
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