このレビューはネタバレを含みます
ラストの終わり方は良かった!
無事タイトル回収されて何より。
憲法で廃止はされていても、
現在でもカースト制度はヒンドゥー社会に深く根付いてるんだなぁと思った。
メイドとの恋をただ単に悪いものではなく
「彼女が辛いだろう」といってくれる友達だったり、
実は主人が出掛けている時は部屋で勝手にテレビ見てたり、
昔と比べて「人間皆平等。差別は良くない。」って
考えは人々の間で一致してると思うけど、
それでも堂々とカースト違う人同士で恋愛するのって難しいらしい。
設定は好きだったんだけど、
なんで主人がラトナを好きになったかわからんかった…。
突然メイドになったわけじゃなくて、
婚約者と破局する前から
ずっとメイドだったんだよね…?
ラトナ視点では身分に関係なく夢を応援してくれたり、
メイド扱いしないでくれたり、
恐らくあの時一番欲しかったであろうミシンを
プレゼントしてくれたり、
主人のことを好きになるのはわかる。
でも主人なんでや…。
昔からの信頼の積み重ねがあったら、
そこの描写も欲しかった。
今のままやったら
例えば今後二人でアメリカ行くとか
そんな展開が待ってたとしても、
そんな一世一代の恋か…?って思ってしまう。