いかすみ

あなたの名前を呼べたならのいかすみのネタバレレビュー・内容・結末

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます


ラストの終わり方は良かった!
無事タイトル回収されて何より。

憲法で廃止はされていても、
現在でもカースト制度はヒンドゥー社会に深く根付いてるんだなぁと思った。

メイドとの恋をただ単に悪いものではなく
「彼女が辛いだろう」といってくれる友達だったり、
実は主人が出掛けている時は部屋で勝手にテレビ見てたり、
昔と比べて「人間皆平等。差別は良くない。」って
考えは人々の間で一致してると思うけど、
それでも堂々とカースト違う人同士で恋愛するのって難しいらしい。

設定は好きだったんだけど、
なんで主人がラトナを好きになったかわからんかった…。
突然メイドになったわけじゃなくて、
婚約者と破局する前から
ずっとメイドだったんだよね…?
ラトナ視点では身分に関係なく夢を応援してくれたり、
メイド扱いしないでくれたり、
恐らくあの時一番欲しかったであろうミシンを
プレゼントしてくれたり、
主人のことを好きになるのはわかる。

でも主人なんでや…。
昔からの信頼の積み重ねがあったら、
そこの描写も欲しかった。
今のままやったら
例えば今後二人でアメリカ行くとか
そんな展開が待ってたとしても、
そんな一世一代の恋か…?って思ってしまう。
いかすみ

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