フィアンセに浮気された傷心働きアメリカンと
村出身の仕立て屋を目指すメイドさんのお話。
エンドも含め脚本が素晴らしい
男女の心情をこんなにもどかしく交錯させる監督、役者さんに拍手を送りたい。
ヒロインが纏う衣装も毎日変わっていて服好きなのが伺える。若草物語の衣装ほどゴージャスではないけれどシックでとても良い。
感情が全く掴めない機械のように生活していた2人だったが時が経つにつれ、表情や言動に温かみが出てきて、観ている私の埋まっていた心も動き出した。
まるで恋や夢に対する希望を掘り起こされた気分。
劇中やエンドに流れる曲の歌詞も素晴らしい
糸の切れた凧のよう
翼みたいに両腕広げて
生きてみろと言う
失うものは何もないから
大きな愛とプレゼントを置いてアメリカに帰るご主人様はムンバイの夕日より輝いてました。
もしみんなの祈りの声がきけたなら
あなたの名前をよべたなら
世界はもっと輝くでしょうね。
