qiricaさんの映画レビュー・感想・評価

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

KBCでBADフレンズとみた。
カメラワークがとにかく面白いし撮り続けていた最後の集大成は圧巻だった。
少年たちの心の波も色も私には分かりやすく受け取れた。
脚本など、なんでやねんと突っ込みどころもた
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.5


ヒロインが本当に美しかった
彼女が触れた痛みや恋情や葛藤がひしひしと観客に伝わる。
言動、エディレッドメインより個人的には女性を感じたし、生まれもった性別よりも言動、必死に焦がれ身につける所作、意志
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

-

音があるから映像が映えるし、脚本に色がついてるからラインとリリックが脳まで届く。
ネオンの残酷さと美しさに解放されることはない。
音が聞き取れなくなること、色を識別できなること、情や温かさを感じられな
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9


予告で舞い上がってしまうと求めている満足感を得られないときがある。
脚本的にはまぁ、うん

監督さん好き

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.5


フィアンセに浮気された傷心働きアメリカンと
村出身の仕立て屋を目指すメイドさんのお話。

エンドも含め脚本が素晴らしい

男女の心情をこんなにもどかしく交錯させる監督、役者さんに拍手を送りたい。
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0


人生で初めて夢中になった映画はもののけ姫かもしれない。
これほど何度見ても毎度新鮮な気持ちになれる映画は他にない。

毎日1人で留守番をしていた4歳の私は冒頭に出てくる祟り神に恐れながらも必死に喰ら
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

シニシズム的アイロニーの連続

自分のことですらたまに見失うのに人に全ての理解を求めるなんて愚行だし結局望むものは自分にしか与えられない。
あれほど憎むほど人を想ったことはないけれど、血を塗り重ね自我
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

序盤はなんだかチープなSFアクションだなと思ってたけれどスカーレットヨハンソンが美しいので何でもアリ◎
テンポも早くて暇潰しに良い。
生物学的な知識もわりと面白い。

時なくして何ものも存在しない
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

-

スクエアはスラングで鈍い、つまらない、ずれてる、など非議する意味もあるが誠実というカタチも持っていて、まるで時と場合によって都合良く変容する私たちのような原題だと思った。
本来、生物は異種に触れたとき
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.9

賛否が別れる映画だと思うけれど
私は映像と言葉で充分魅せられた。

村上春樹の納屋を焼くを読んでから家でじっくり観るのも良い。
最初からいなかったように消えたいと泣き笑いながら言っていたヒロインが半裸
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.2

豪華すぎるキャスティングが恐ろしい。
セレブも軽めに出しちゃったり推しのジェームズコーデンも登場して笑った。
サントラだいぶ興奮するし素敵なヘレナさんも観れたので満足。無謀な希望に満ちていて羨望の光を
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.9

ナイトクラブを舞台に展開が進んでいく、人魚姉妹のダークで儚い美しさを全面に出したポーランド映画。
ミュージカル調で内容より世界観が強めだけれど歌詞と曲がよかった!カニバリズムに興味がある人も好きだと思
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.6

大洋映画劇場初めて行ったけど外観もすき。これは傑作を書きあげた裏にある壮絶なドラマが描かれていて当時のサリンジャーに少し触れた気分になれる映画。

前線で戦っていた回想シーンがもう辛くて観るに耐えなか
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

色と音の繊細な使いわけと鏡に映される美に圧倒されたけど尺のわりに展開早いし急にサイコ感が凄くて笑ってしまった。
監督の溢れる変態性、ネオンのように赤く光るサディズム、劇中に流れるシンセ、何よりエルファ
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MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランド(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

はじめに、事実に基づいてと表記されてることが一番怖い。都会の闇はやはり深い。
謎の富裕層、謎のお仕事、謎のお遊び、大量のコークローチ、ゾワッとした。

色遣い、ぼかし方、フィルム感、緊張感、演出諸々め
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.4

淡い好奇心が淡々と動いていく青春ムービー
監督の処女作というフィルターをかけて観たのですが私にはハマらなかったかも。
けれどキャストの表情や仕草、目線、台詞、気移りしていくさまは絶妙で素晴らしい。
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.9

私達には1/5000しか分からない。

生きてるだけで、愛。
そう思えたらどれだけ楽でしょう

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作のファンですが別物と捉えて観ました。
まずリスベット役のクレアフォイさんは深みのあるブルーな瞳をしていて、そこに惹かれました。

今回の主人公は女性らしい顔立ちとは反対に男性的な強さを持っている気
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この物語は人の目には見えない少年、エンジェルの視点で終始描かれている。

ものが宙に浮かんだり、まばたきをするときに暗転させたり、ぼやける景色を鮮明に映したり、撮り方が好きだった。
盲目の少女が、私は
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天気の子(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

家出して帰る家もお金もない田舎少年の孤独な雨空をある日突然晴れに変えた少女。彼女も失った愛や苦しい生活、守りたい希望を一人で抱え込み、大切な心の順番や選択が分からず積み重なった大きな水溜りに溺れていた>>続きを読む