彼女たちは、今を卒業し、未来へ羽ばたく…
仲良し女子2人組が、卒業を目前にして、高校生活最後のはっちゃけをみせるコメディ。
パリピになれなかった全ての人に贈る青春映画で、アメリカ人であっても、日本人であっても、最後くらいハジけたいって欲望はあるもんですね。
ただ、大規模なパーティが開催されるのは、アメリカならではで、こういう映画を観てると、ほんまに日本の高校生活には華がないなぁと思わずにはいられない。酒やドラッグに興味があるわけでないけど、インキャであっても、勇気さえ出せばあぁいう環境に飛び込める素地があるのは素直に羨ましく思います。
女の子どうしの友情モノですが、男が観てもしっかり楽しめる上に、流行りのマイノリティ要素もあります。こうもセクシャルマイノリティが蔓延すると、もはや目新しさはなく、王道のが観たくなってはくるけど、初々しい同性愛とはこういうのかと学べる。
アホやと思ってたやつらが、普通に勉強も頑張ってるってのは、確かにショックやとは思う。アメリカは選択肢が多いやろうけど、それでもやっぱり学歴は大事なんですね。
なんだかんだで、イェール大行く女の子は良い子やったけど( ^ω^ )
高校生らしいアホさと、アメリカらしさが組み合わさったパワフルなコメディ映画でした。
2020年劇場鑑賞63作目
