あまり予備知識ないままの観賞だったが、観てるうちに『あーー、グリコ森永事件』のことを模写してるんやということに気がつく(^_^;)
というか、完全にそれベースの話なんやと。キツネ目の男が犯人とか当時のことをうっすら覚えてはいる。お菓子食べるのも怖いーって思ったような気もする。
あれだけいろいろあっても結局未解決、その後のテレビやマスコミでも何度か特集してたけど、真実はこの映画のような内容なんだろうか。
社会や日本そのものに不満を抱いて刃をたてても結局犯罪を犯してしまえば誰も幸せになることはないということを教えてくれる映画だったかも。おとなの悪知恵に何も知らない子どもが加担することになってしまえば、ゆくゆく苦しむのは子ども自身。
映画というよりドキュメンタリーを観てる感じになり、あっという間に時間は感じたがのめり込むまではいかなかったのが正直なところ。
新聞記者とはいえマスコミが深いところえぐっていくのが、やっぱり私はどうも、、、
当時のこの事件を知ってる方、理不尽な社会、世の中に不満を抱いてる方におすすめの映画。
