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パブリック 図書館の奇跡のshimaluckyのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
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流石のエミリオ・エステベス監督の社会派作品。ヒネリと皮肉のエッセンスが効いてる欧州映画若しくは東部のインディ映画のようだ。
あるシンションティの真冬、いつもの日中寒気を避けて図書館にいるホームレス達が閉館後も図書館に立てこもり。
シェルターは満員、他に行き場はない。
さて司書のスチュアートはどう対応するか。
警察、牧師、市長選を狙う検察官、マスコミ、それぞれの思惑が交錯する中、主人公スチュアートとホームレス達はどうエンディングにもっていくか。

「Make some noise」

そう、声を上げていくしかないんだ。他人の痛みも自分の痛みとして、それが「民主主義」、図書館は民主主義の象徴の場所だ。
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