如月カルラ

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇の如月カルラのレビュー・感想・評価

4.0
実際に3年の年月をかけて、ゼロからライオンとの絆を結び撮影されたとの事で、監督やスタッフがこの映画にかける熱が伺える映画。
幼い頃のチャーリーももちろん、成長してからもミアに甘える姿がまるで子猫のようで可愛かった……。
他にもミーアキャットやブチハイエナ、キリンや象などたくさんの動物が出てくるし、雄大な自然が素晴らしい。

都会から南アフリカに引っ越してきたミアは最初はとっつきにくいような、自分の置かれた環境に馴染めず嫌な感じもするけれど、チャーリーと出会ってからは本当の絆を結べていく。
その変化がとても愛しかった。

南アフリカで社会問題とされているトロフィーハンティングについても言及されていて、人間は愚か……となりつつも、知れてよかったと思える。
ミアとチャーリーがマーケットを横切って大騒ぎになったりもするけれど、ミアが全てをかけてチャーリーを守ろうとする姿をずっと応援してしまった。
とてもいい映画でした。
如月カルラ

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