リトル

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のリトルのレビュー・感想・評価

3.8
今回も思う存分やってます。ウェスアンダーソン。
もうはじめから目を見開くしかないね。
はじまりから終わりまでずっと純度100パーセントのウェスの世界。

犬ヶ島がウェスフィルターをかけた日本であるように、今回はウェスフィルターがかかったフランス文化や雑誌文化へのリスペクト映画であった。冒頭からジャックタチオマージュでキュンキュンしました。

雑誌の記事という設定で、ストーリーがオムニバス形式で進んでいく。
特にストーリーがお互い絡んだり関連があるわけではないため、ほんとに雑誌のコラムをひとつずつ見てるようだった。

俳優たちもいつメンに加えてシャラメもいてハッピー。みんなピタッと動かないのを頑張っていてかわいかった。

雑誌を買ったら1ページ目から熟読するというよりは、パラパラ見て、気になるところがあったら、よく読んだり、ネットで単語を検索したりさらに詳しく調べたりしていくように
このフレンチディスパッチも時間をかけて何度も見返してじっくり楽しみたいぞ。
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