serina

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のserinaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ユロ叔父さんのアパートが出てきたと思ったらそっくりそのまま階段を登って行くんだもん。ジャック・タチ監督を意識しまくりなアンダーソン監督。フランス映画好きとしてはたまらない。

ルシンダ。40年後は、今はだっさいな〜て思う真っ赤なセットアップ(スカートの丈は中途半端なのが大事)を堂々と着ちゃうおばさんになってたい。信念はブレブレだけど頑固さとプライドの高さだけでなんとかギリギリ生きてる感じ。「不幸であることが人生の喜び」みたいな人間って貴重でかわいい。歳をとって丸くなっちゃ凡人だな、スワーッグに尖り続ける不滅のロックンローラーが必要だ。ただ、老害になるんで要注意。更年期障害ババアって陰口叩かれるのだけは勘弁。
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