ハル

思い、思われ、ふり、ふられのハルのレビュー・感想・評価

3.8
三木監督の作品には好きなモノが多いので、その流れからの鑑賞。

ありがちなタイプの設定で昔あった『マーマレード・ボーイ』を思い出すテイスト。
あれを現代版にしたイメージかな。
原作は未読。

この手の作品はとにかく顔面偏差値の高さに尽きる(笑)
勿論、こちらもご多分に漏れず4人が4人とも美男美女になっていてインパクトも強め。
ストーリーはシンプルに描きながらもきちんと各登場人物の内面を繊細に表現していて無難に楽しめた。
綺麗な街並みやイルミネーションに目を奪われ・それぞれの想いの交差がちょっと切なかったり。
ほろ苦くも甘酸っぱい、思春期の恋愛モード全開な良くも悪くも予想通りの一作。

この系統の作品に期待するであろう雰囲気は十二分に内包されているし、もう少し評価されてもいいのになぁ〜なんて思ったり。

尚、浜辺美波と北村匠海は本当どこにでも出ている印象で、どれだけ忙しいんだろと心配にすらなるレベル。
最近は赤楚衛二も。
これは少し前の作品だけれど、この頃から現在までずっと出ずっぱりの人気ぶりに脱帽させられる。
ハル

ハル